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ちょっと変わった資格

私が取得したちょっと変わった資格、それは『臭気判定士』です。

全国の臭気判定士登録数は3300人余りと確実にマイナーな資格です。

取得のきっかけは個人的にはこの資格に全く興味ありませんでしたが、
東京の職場で仕事上必要となり取得しました。

多くの方は臭気判定士には興味がないと思いますので、ここでは嗅覚について少し書きたいと思います。

皆さんの好きなにおいは何でしょうか? 

私の好きなにおいは柑橘系、そしてなぜかガソリンのにおいです。

子供の頃から車が大好きだったからなのか?
理由はよくわかりませんがスタンドでガソリン臭が漂うとなぜか落ち着きます。

一方で特に敏感なにおいはイソ吉草酸(汗臭、足臭、加齢臭)です。

世間のおじさんは大概臭いに漏れず私も娘に頻繁に発生源特定されますので、
過敏になり最近は家で重曹等を使って中和実験していますがかなり手強いです。

因みに竈門炭治郎の嗅覚は犬並みの様ですが、犬は人間の数百万倍以上の嗅覚を持っていると言われています。

比較的人間がくさいと思う有機物のにおいが好きな様です。
(少なくとも家の虎太郎はすぐに私に寄ってきます。)

申し遅れましたが虎太郎(コタロウ)です。

嗅覚は人間にとって欠かせない五感の一つであり、
唯一脳にダイレクトに伝わる感覚で記憶や感情に強く結びつくといわれています。

また食べ物の美味しさを感じたり、これ食べても大丈夫?と迷うときに臭いを嗅いだり、
ガス漏れに気付いたりと危険回避の安全機能の一つでもあります。

また嗅覚には疲労と順応現象もありますが年齢、男女差もあり好みのかおりも人それぞれ違います。

面と向かって「くさすぎ」とはっきり言うのは抵抗がありますが、
職場内のにおいで仕事が手につかない方や体調を崩す方もいますので、
最近スメルハラスメント対策も見直されてきています。

以上、簡単に嗅覚について書きましたがにおい・かおりの世界は奥深く、不思議です。
におい・かおりについて少しでも興味を深めるきっかけとなれば幸いです。

万が一臭気判定士について興味を持たれましたら『におい・かおり環境協会』のHPを検索してみては如何でしょうか。

K.T